【お知らせ】秘仏「弁才天」60年ぶりのご開帳!

長寿寺ご開帳

この度、長寿寺(長崎県小値賀町)では、60年振りとなる秘仏「弁才天」をご開帳します。

それを記念して、下記の日程において、法要を中心としたご開帳記念イベントを開催します。

たくさんの方のご来寺をお待ちしております。

目次

イベント

  • 日時 令和5年4月30日(日)
  • 内容 
    • 午前 9時30分~ 稚児行列
    • 午前10時~   ご開帳法要
    • 午前10時15分~ 変面ショー・マジックショー
    • 午前10時45分~ 餅撒き
  • 入場 無料    

変面ショーとは

中国四川省に伝わる伝統芸能です。

顔につけた面が一瞬で変わる妙技で、その仕掛けは中国の国家機密にも指定され、門外不出と言われています。

面の変わる瞬間をどうぞお見逃しなく!

ミスターシュガー

地元のお祭りで、子ども達のために何か出来ないかな?と始めた手品がきっかけで、敬老会や子ども会、施設慰問へボランティアとして参加するようになりました。子どもたちが「ミスターシュガー」と名前を付けてくれました。笑顔ふれあいをモットーに楽しんでいます。よろしくお願いします。


秘仏「弁才天」について

江戸時代において平戸藩6万石あまりを治めた大名家、平戸松浦家の16代のお殿様である松浦勝(まつら すぐる)公が信仰したと伝わる弁才天です。

歴代のお殿様が、弁才天のためにお供えものをあげられたことが記録にのこります。

平時は、直接拝むことはできませんが、60年に1度だけ御開帳と称して、目の当たりに拝むことができます。

小値賀好きな弁才天

実は、長寿寺の弁才天は、一度平戸にお引越ししたことがあります。

それを企画したのは松浦棟(まつら たかし)という江戸時代のお殿様です。

長寿寺の古文書によると、弁才天を信仰していた松浦棟公が、長寿寺の弁才天を平戸の入り口にある黒子島に遷したところ、夢に弁才天があらわれて、「小値賀に帰りたい」とご神託が降りました。

慌てた棟公は、すぐさま弁才天を小値賀に戻し、経崎山(長寿寺から数百メートル離れた場所に位置する)を寄進し、それ以後のお殿様も必ず田畑を寄進するようになりました。

弁才天とは、どんな神様?

弁才天は、古代インドを流れていたサラスヴァティ―という川が神格化されたものと伝わります。

日本では芸術の神として知られますが、元々は学問・弁舌・学芸の神として信仰されました。