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秘仏 弁財天

 

秘仏弁才天像(町指定文化財)

秘仏弁才天像(町指定文化財)
 
宇賀弁才天
秘仏
 弁才天像は平戸松浦家第十六代当主松浦勝公によって勧請されたと伝わり、秘仏として六十年に一度の御開帳とされます。長寿寺の弁才天像は頭に蛇を巻き、複数の手(本来は八臂だが、欠損により現在は四臂となっている。)に武器などを持った宇賀弁才天といわれるものです。その前には従者十五童子がおられます。
※宇賀弁才天とは中世以降に信仰された密教系の神様。
 
平戸藩松浦家主君守護本尊
古文書
 当山に残る伝承によると、「松浦勝公の平戸帰還に合わせて、弁才天像も平戸黒子島に移転安置されることとなった。しかし、ある晩、勝公の夢枕に弁才天が現れて『私は小値賀の方が住みよい。小値賀に帰りたく思っておるぞ。』と仰られ、勝公は慌てて元の大応庵に安置した。」といいます。それ以後、平戸松浦家主君守護本尊として歴代藩主より灯明料が寄進されました。
 
空海作の鑑定書
弘法大師空海
 弁才天像には空海作であるという鑑定書が現存します。延宝九年(1681年)に大応庵の遷宮にあわせて弁才天像の修理が行われ,その修理の際に弁才天像は弘法大師空海の作であるという鑑定がされました。修理を施したのは香甫という京仏師で、黄檗宗大本山萬福寺四天王像の制作に携わった江戸時代初期の大仏師です。しかし、宇賀弁才天の信仰は中世以降といわれており、年代的には合致しません。また、空海作と伝わる仏像は全国各地に散見し、そのほとんどが贋作でありますが、この真偽のほどは如何に。調査が待たれるところです。
 

次回の御開帳について

次回の御開帳について
 
次回の御開帳は平成32年5月を予定しております。
近づき次第、詳細をお知らせ致します。
<<臨済宗妙心寺派 長壽寺>> 〒857-4702 長崎県北松浦郡小値賀町前方郷871 TEL:0959-56-2230 FAX:0959-56-2230